- Start Date
- 2025/01/30
- End Date
- 2025/01/30
- Event Name
-
『建築施工ソリューション体験会』関東トレーニングセンタで開催
- Event Details
-
日程:2025年1月30日(木)10:00 ~ 17:00
会場:関東トレーニングセンタ(茨城県行方市)
参加費:無料
事前予約制・先着順
主催:株式会社トプコン - URL
- https://bc.topconpositioning.asia/topconbc_taikenkai01-0
- Target
- _blank
DX
イベントレポート
JAPAN BUILD TOKYO-建築の先端技術展-トプコン出展ソリューション
JAPAN BUILD TOKYO-建築の先端技術展-とは
トプコンは、2024年12月11日(水)~13日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催された「JAPAN BUILD TOKYO-建築の先端技術展-」に出展しました。
JAPAN BUILD TOKYO-建築の先端技術展-は、建築・建設・不動産業界の課題を解決する企業が一堂に会し、最新の製品やソリューションを出展する、日本最大級の専門展示会です。
会期初日の様子 第9回 JAPAN BUILD TOKYO-建築の先端技術展-
(公式チャンネル:JAPAN BUILD-建築の先端技術展)
JAPAN BUILD TOKYOは8つの分野から構成されており、トプコンは建築分野の企業が多く出展する“建設DX展”に出展しました。
今回は『変わる建築現場。変えるトプコンと。デジタルで。』をテーマに「住宅建築」「鉄骨工事」「現地調査」などブース内に合計6つの小エリアを設け、建築・建設現場の工種別に必要とされるソリューションを分かりやすく紹介しました。
トプコンの出展ソリューション・製品を紹介
トプコンは東京ビッグサイトの南展示棟4階にブースを出展し、3日間を通して1154名の方にご来場いただきました。
南展示棟では製品の紹介やデモンストレーションはもちろん、ステージを設けて製品発表を行う企業もあり、会場は朝から来場客で賑わいを見せていました。トプコンブースにおいては日頃から製品をお使いの方はもちろん、社会科見学に訪れた小学生から、新製品のデモンストレーションにご興味を持ってくださった方まで、多くの方にお立ち寄りいただきました。
ブースでは、まだ発売開始前の製品を含めて20以上の製品を出展しました。中でもスマホで墨出しができる「楽位置+楽墨」ならびにスマホで鉄骨建方の調整ができる「楽位置+楽直」の2つのソリューションに加え、今回が初のお披露目を含め以下の5品目について、その内容を紹介します。
楽位置+楽墨|住宅建築
「楽位置」は、建設業界で長年愛されている測量機「杭ナビ」を、建築施工向けに特化させた次世代計測器です。楽位置は角度や距離、高さといったさまざまな「測る」を一台で実現する計測器ですが、さらに位置出し誘導アプリ「楽墨」と併せて使用することで、お手持ちのスマートフォンで住宅基礎の地縄・配置・遣り方設置・墨出し作業が可能になります。
作業者が持ったプリズムの位置を自動追尾しながら計測し、楽墨がスマホアプリ上で誘導するため、従来の方法に比べて約1.5~2倍の計測スピード向上が期待できます。また、今までは2人で行っていた作業も、楽位置と楽墨があれば1人で行えるようになるのも魅力です。
結果的に3~4倍程度の作業効率向上が見込めるスマホでの墨出し、建築業界の方にぜひ試していただきたいソリューションです。
楽位置+楽直|鉄骨工事
建築に特化した計測器「楽位置」と、鉄骨建方アプリ「楽直」を併用した、スマートフォンで建入れ調整作業が行えるソリューションです。
従来は、セオドライト(トランシット)2台を盛替えながら2人で作業していた鉄骨建方作業(建入れ調整)を、楽位置と楽直を使用することで、1人でもスピーディーに作業が実施できるようになります。また、計測データはアプリ上に記録され、自動作成された帳票をPDFデータとして保存することも可能です。
作業の現場完結と省人化を実現に導くソリューションと言えるでしょう。
レイアウトナビゲーター LN-160(杭ナビ)|基礎工事
レイアウトナビゲーター 「LN-160」は、「誰でも簡単に1人で素早く」をコンセプトに、杭打ちや墨出しといった測量作業を効率化する製品として、2014年の発売以来多くの土木・建築現場で活用されている「杭ナビ」の最新モデルです。
今回のアップデートでは、外部電源ポートを装備したことでコンセントのない現場でも給電が可能、しかも標準バッテリーでも従来比120%の6時間連続使用を実現させ、長時間使用を可能としました。
楽位置と同じく地縄・配置・遣り方設置・墨出し作業に使えるだけでなく、建機のマシンガイダンス・マシンコントロールのセンサーとしても対応(有償オプション)、上下水道管の敷設など建物周りの土木工事にまで活用できます。
まさに土木・建築施工のオールラウンダーLN-160。墨出しからICT施工まで、幅広く活躍する一台です。
3Dレーザースキャナー ESN-100(面トル)|現地調査
計測の自動化で“だれでも使える”を実現した地上型3Dスキャナー最新モデル「ESN-100」(面トル) 。
近年、施工現場全体を把握できる点群計測は建築施工分野でも注目されています。ESN-100は、経験の浅いフィールドワーカー(現場従事者)でも簡単に操作できるよう、多彩なサポート機能を搭載。ボタンを押すだけで整準が完了し、自動でターゲットを検出することで、従来の点群計測と比較して4倍の作業スピードを実現しました。
ESN-100は、専用フィールドソフトウェア「Topcon Raster Scan」との組み合わせでその真価を発揮します。このソフトウェアは、スキャナーの遠隔操作を可能にし、その場で計測結果を確認しながらスキャンデータを自動で結合。リアルタイムに計測結果を確認することで、次にスキャンすべき場所を把握しながら効率的に作業を進められます。また、スキャンデータを活用して施工の進捗管理や設計との差分確認ができ、作業の手戻りを軽減します。
さらに、計測直後に点群解析が可能で、リアルタイムにデータの確認ができるスキャナー用フィールドソフトウェア「Collage Site」と合わせて使用すれば、現場で解析・クラウドで共有といったスムーズな3D計測ワークフローも実現できます。
現況から図面を作成する、平坦性の確認や検査を行う、内装設備の設置状況を確認するといった作業においても、Collage SiteをはじめとするCollageファミリーシリーズをESN-100と組み合わせて使用すれば、手戻りを最小限に進められるでしょう。
モバイルスキャナー D-H100|現地調査
スキャン技術を小型化・軽量化し、手に持って歩きながら計測が可能なモバイルスキャナー。歩くだけで一度に270°の範囲を計測できます。
従来の点群計測は、据え置き型の3Dスキャナーを使用して行われていました。しかし、モバイルスキャナーなら歩くだけで計測できるため、建物内や工場内など複雑なエリアでも、短時間で1人で形状計測が可能です。据え置き型スキャナーが検査を目的とした高精度な計測に特化しているのに対し、モバイルスキャナーは現場の形状を素早く把握したいシーン、例えばリフォームやリノベーション計画の現状確認に最適です。
JAPAN BUILD TOKYOでは、発売前にモバイルスキャナーを出品し、多くの方々に注目をいただきました。皆様から寄せられたご意見をもとに、現在最終調整を進めています。発売開始まで、今しばらくお待ちください。
電磁波方式地中探査機 MALÅ Easy Locator Core|準備・土工事
電磁波方式地中探査機は、金属管や樹脂管、鉄筋、コンクリート、空洞など、地中に埋設された物体や特徴を識別し、その様子をタブレット上にリアルタイムで表示します。
「MALÅ Easy Locator Core」は、AI技術によるデータ解析サポートを備えた高性能な地中探査機です。トプコンのGNSS受信機と連携することで、地下埋設物の平面位置情報を高精度で把握可能。これにより、埋設物の調査から解析、さらには3D図面の作成まで、一連のワークフローの時間短縮を実現します。
地下埋設物は、記録された管理情報と実際の埋設状況が異なるケースが多く報告されています。その結果、建築施工に伴う上下水道や電線、通信線などを引き込むための掘削作業中に、埋設物を破損する事故が増加している傾向にあるようです。
電磁波方式地中探査機を使用して事前に埋設物の調査を行うことで、これらの事故を未然に防ぐことが可能です。正確な情報に基づく掘削作業は、施工の安全性と効率性を大幅に向上させるでしょう。
自動走行型墨出しロボット HP SitePrint|内装工事・設備工事
Hewlett Packard(ヒューレット・パッカード)社のプリント技術を墨出しに応用し、トプコンの「杭ナビ」による自動追尾で位置を制御する、自律走行型の墨出しロボットです。
障害物もセンサーで回避しながら、線や円、さらにはテキストまで、ロボットによる床面への自動墨出しを可能としました。
これまで人が行っていた工程を墨出しロボットの作業に置き換えることで、作業の無人化・自動化をサポートします。すでに海外では実用化されており、今回も多くの方に見ていただくことができました。なお、SitePrintは現在Hewlett Packard社で国内販売を検討中です。決定次第、改めてご紹介いたします。
BuildTechで最新DXを体験しよう
JAPAN BUILD TOKYO-建築の先端技術展-に出展した製品やソリューションは、板橋区にあるトプコン本社の施設「BuildTech」でも体験が可能です。
BuildTechは、建築DXを実際の施工現場に近い環境で実体験いただける施設として、株式会社トプコン本社敷地内に開設した、体験型施設です。2024年現在は、設備の墨出しや柱・梁の出来形確認、杭芯出し・杭芯ずれ確認、立上がり配管確認など、14種類のソリューションが体験できます。
カメラやミキサーなどストリーム配信用設備の用意もあるため、遠方の方や多拠点を同時につないだ、遠隔でのデモンストレーションも可能です。
来場のご予約は、以下のページよりお気軽にどうぞ。
また、2025年1月21日(火)~24日(金)の日程で、BuildTechにてトプコン建築施工ソリューション体験会の開催も予定しています。参加人数は1回の体験会で5名程度までがおすすめです。導入を検討されている企業のご担当者の方は、以下のページよりお申込みください。
なお、関東/神戸/北九州の各トレーニングセンタでも体験会を開催いたします。日程は上記ページよりご確認くださいませ。
本年よりスタートしたコラムも、当記事が2024年最後の更新となりました。“業界トレンドのみならず、時事・社会課題をより分かりやすく”をコンセプトに、フィールドワーカー(現場従事者)の皆様に向けてお届けしてまいりました。2025年も当コラムを皆様にご愛顧いただけるよう、スタッフ一同取り組んでまいりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
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イベント
- Start Date
- 2025/01/22
- End Date
- 2025/03/14
- Event Name
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TOPCON × KENTEM 共催『ICT体験セミナー』白河トレーニングセンタで開催
- Event Details
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日程:
2025年1月22日(水)
2025年2月13日(木)
2025年3月14日(金)
開催場所:白河トレーニングセンタ
参加費:無料(事前登録制)
主催:株式会社トプコンソキアポジショニングジャパン、KENTEM(株式会社建設システム)
- URL
- /content/topcon-pa/jp/ja/events/2024/esn-100-kui-navi-family-trial-shirakawa-kentem.html
- Target
- _self
- Start Date
- 2025/01/21
- End Date
- 2025/03/13
- Event Details
-
日程:
2025年1月21日(火)
2025年2月14日(金)
2025年3月13日(木)
開催場所:白河トレーニングセンタ
参加費:無料(事前登録制)
主催:株式会社トプコンソキアポジショニングジャパン、福井コンピュータ株式会社
- URL
- /content/topcon-pa/jp/ja/events/2024/esn-100-kui-navi-family-trial-shirakawa-fukui.html
- Target
- _self