SCAN to BIMソリューション
図面が無くても現況BIMモデル作成
建物の増改築のために現況のBIMモデルを作りたいけれど、図面が古い、図面が無い!
そんな悩みをトプコンの SCAN to BIM モデリングソリューションが解決します。
3Dスキャナー※1とBIMモデル作成支援ソフトウェアの組み合わせが、
現況モデル作成を強力にアシストします。
目次
レーザーを照射し、物体表面からの反射により距離を測定し、その情報をもとに3D点群データを作成する非接触型の計測機器です。建築物内部の詳細な構造などを計測するために使用され、設計段階での調査、現況の測定、改修や修復の計画、施工における品質管理などに活用、生産性向上が図れるため、建築業界において重要な役割を果たしています。
増改築のための現況モデルを効率的に作成
増改築のプロジェクトで、古い建物のため図面がない場合や、増改築が多く実際の状況を表す図面がない場合、現況の計測とモデリング・作図をする必要があります。これには多大な時間・労力が必要になります。
トプコンの3Dスキャナーと先進のソフトウェアEdgeWiseで、建物の現況を効率的にBIMモデル作成することができます。3Dスキャナーを現場に設置し空間をスキャニングすると、空間は点の集まりである点群データ※2として保存されます。EdgeWiseが点群データから形状の特徴を認識しBIMモデルを自動的に作成します。

3Dスキャナーなどで取得された膨大な数の点から構成される3次元データです。点群は、空間内の対象物の形状、サイズ、表面の色や質感、距離、位置などを表しており、XYZ座標の位置とRGB値の色情報を持っています。CADやBIMなどのソフトウェアに読み込んで使用することが多く、設計や施工プロセスでのシミュレーションでデジタルツールを活用する上で重要な役割を担っています。
様々な形状の建築部材モデルを自動抽出
EdgeWiseの強力な配管抽出機能は、数クリックの操作で数百本の配管を自動で抽出します。抽出された配管モデルは、エルボの自動生成や、JISを含む各国の規格の適用が可能です。また、壁抽出機能は、スキャンしたデータから床・天井の高さを自動認識して壁を自動生成するため、効率的にフロアプラン作成が可能になります。さらに、各種形鋼などの構造部材・角ダクト・ケーブルトレイなど、様々なモデルが作成できます。
それらの部材の属性を持ったままRevitにインポートして、BIMモデルとして設計に活用することができます。




トプコンの3Dスキャナーとの組合せで真価を発揮
トプコンの3Dレーザースキャナー搭載型トータルステーションGTL-1200で現場・建物の基準点を計測して、位置関係を記録しながらスキャニングを進めることができます。これにより、複数の部屋や上下階をまたいだ複数のデータを、高精度にスピーディに結合できます。
空間内のどの位置でスキャンをしたかが明確なため、点群データやEdgeWiseで生成したモデルを、既存の設計データと全く同じ位置に読み込むことができます。これにより、増改築の計画に点群データを最大限活用できます。



