現在、車両系建設機械の事故では、「はさまれ・巻き込まれ」と「墜落・転落」が多く、これら2項目で全体の6割強を占めています。重機のオペレータは作業中、前方へ集中しており、重機後方の死角の確認不足による重機接触災害が発生しています。

したがって、これらの事故を減らすには、油圧ショベルから人物をいち早く検知し、追突を未然に防ぐ装置の搭載が現場の安全性を高める取り組みが有効的です。

本製品は、これまで重機の安全支援のため個別搭載されていた各種機能（ドラレコ・セーフティアラート・遠隔モニタリング）をワンパッケージで実現し、エッジ側でAI画像処理を行う重機取り付け型のセーフティカメラシステムです。

電源はシガーソケットからの給電(12V/24V対応)し、重機後方両端に取り付けた2台の半天球カメラで広範囲を撮影し重機後方と両側面の死角のカバーが可能です。1台のカメラでも重機の後方を最大270°までカバーが可能です。

重機後方の死角の見える化、接近する人物の検知と接近距離に応じたアラート発令で接触事故を未然に防ぎます。